ジョジョの奇妙な冒険 5部 黄金の風 ギアッチョのキレ台詞海外(英語)版

ジョジョの奇妙な冒険第5部、暗殺チームとの戦いもいよいよ終盤になりました。
いよいよ現れたギアッチョ。
戦闘能力の高さと共に視聴者の印象に残ったのがその短気さ。
ことわざにキレ、地名にキレ、近くにある物を殴りまくるという強烈なキャラクター。

そこで気になるのが海外版では何と言っているのかということ。
どちらも日本語ありきの内容ですからね。
果たしてどう訳されているのか見てみましょう。
ちなみにここで書くのは海外版と言っても英語版です。

まずは『根堀り葉堀り』について日本語版から。
ちなみに日本語版も一部カットされているので、漫画版そのままではありません。

奴らをとっ捕まえるために根掘り葉掘り聞き回るって言葉よぉ……

根を掘るってのは分かる、スゲーよくわかる……

根っこは土の中に埋まっとるからな……

だが葉堀りってどーいうことだあ!?

葉っぱが掘れるかよ、クソがあ!

どーいうことだ、葉堀りってどーいうことだああ~~~っ!?

舐めやがってクソッ、クソッ!

続いて英語版。
なるべく直訳に近く、かつギアッチョの口調風にしてみました。

I was told to leave no stone unturned and take a leaf out of someone’s book if I have to, in order to find them…
(あいつらを見つけるために、必要なら”石を全部ひっくリ返して”、”誰かの本から葉っぱを抜き取れ”って言われたが……)

I get the “leave no stone unturned” part.
(”石を全部ひっくリ返して”ってのは分かる)

I totally get it.
(スゲーよくわかる……)

I mean, you have to turn stones over to find stuff.
(物を探すには石をひっくり返さにゃならんからな……)

But what the hell does it mean to take a leaf out of someone’s book!?
(だが人の本から葉っぱを抜き取るってどーいうことだああ~~~っ!?)
What’s a leaf doing inside a book!?
(本の中で葉っぱが何やってんだ!?)

What’s that supposed to mean!?
(どーいうことだ!?)

Why the hell is there a leaf in a book!?
(何で本の中に葉っぱがあるんだ!?)

You think I’m stupid!? Damn it!
(舐めやがってクソッ、クソッ!)

leave no stone unturnedはイディオムで直訳すると裏返さない石を残さない、全部ひっくリ返すという意味ですが、あらゆる手段を講じる、徹底的に探すといった意味になります。

take a leaf out of someone’s bookは直訳すると「誰かの本から葉っぱを取る」ですが、このleafは本の中の1ページを指します。
なので、誰かの本から1ページ抜き取るという意味になり、イディオムとしては「誰かの真似をする」という意味になるそうです。

続いてパリとヴェネツィアについて。
まず日本語。

フランスの「パリ」ってよォ………
英語では「パリスPARIS」っていうんだが
みんなはフランス語どおり「パリ」って呼ぶ

でも「ヴェネツィア」はみんな「ベニス」って英語で呼ぶんだよォ~~~
「ベニスの商人」とか「ベニスに死す」とかよォ――

なんで「ヴェネツィアに死す」ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオ――ッ

なめてんのかァ―――――ッ 
イタリア語で呼べ!イタリア語で!
チクショオ――― ムカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!

そしてこちらが英語版。

You know Paris, France?
(フランスの「パリ」ってよォ………)

In English, they pronounce it “Paris”, but everyone else pronounces it without the “s” sound, like the French do.
(英語では「パリスPARIS」っていうんだが、他のみんなはフランス語どおり”s”を抜いて発音する)

But with Venezia, everyone pronounces it the English way, “Venice”.
(でも「ヴェネツィア」はみんな「ベニス」って英語で呼ぶんだよォ~~~)

Like The Merchant of Venice and Death in Venice…
(「ベニスの商人」とか「ベニスに死す」とかよォ――)

Why, though!? Why isn’t title Death in Venezia!?
(なんで「ヴェネツィアに死す」ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオ――ッ)

Are you friggin’ mocking me!?
(なめてんのかァ―――――ッ)

It takes place in Italy, so use the Italian word, damn it!
(イタリアの話なんだからイタリア語を使え!クソッ!)

That shit pisses me off!
(ムカつくんだよ!)

Bunch of dumbasses!
(ボケがッ!)

こちらはほぼそのまま直訳に近いですね。
このパリをパリ、ベネツィアをベニスというのは日本での話なので「みんな」は日本人ということになりますが、外国人には少しわかりにくいかも?
映画「ベニスに死す」のオリジナルタイトルは”Death in Venice”だけど、イタリア語版は”Morte a Venezia”だし。
とはいえイタリアでの出来事なんだからイタリア語を使えというギアッチョが何に怒ってるかはわかるでしょう。

ちなみに映画の原作小説は作者のトーマス・マンがドイツ人なので、オリジナルタイトルはドイツ語で”Der Tod in Venedig”。

というわけでギアッチョのキレ台詞の英語版を見てみました。
次に気になるのはセッコあたりでしょうか。
物語全体の中盤を過ぎたところ。この後の展開も楽しみです。