アニメは海外でどう訳されてるのか 『ジョジョの奇妙な冒険 5部 黄金の風』

いや~、始まりましたね『ジョジョの奇妙な冒険』。
実はジョジョの中で5部が一番好きだったりします。
連載からこれだけ時間が経って、5部までアニメ化されるとは思っていなかったので感慨深いものがあります。

出来もかなりいい!
作画も原作寄りでクオリティが高いし、アニオリも違和感なくて演出もよく出来てる。
特にブチャラティの登場シーンはインパクトがあって大好きなので、何度も見てしまいました。
一部では声優さんがゲームの方が合ってたみたいな声もありますが、自分はゲーム版の声をよく知らないので特に違和感はなかったです。
細かい台詞がちょくちょくカットになっていましたが、まあ全然許容範囲。
このまま力尽きずに最後まで行って欲しいものです。

そこで見ていて一つ気になったのが、涙目のルカの『友情の三つのU』の台詞。
漫画を読んでる時は何も思わなかったけど、今思うともろ日本語ですね。
これ海外版だとどう訳されてるんだろうと疑問に思って調べてみました。

まず元の台詞。

『なあジョルノ、いい友情関係ってのには三つのUが必要なんだ。三つのU。
一つ目は嘘を吐かない。二つ目は恨まない。そして三つ目は相手を敬う。
いいだろう?友情の三つのUだ』

 

では海外(英語版)だとどうなってるのでしょうか。

見ての通りUがYouになってます。
英語の場合Youが主語になるのでそれで三つのYouというわけですね。
文の意味自体は全部同じ。

 

日本語の場合嘘(Uso)、恨まない(Uramanai)、敬う(Uyamau)の頭文字を取ったわけですが、英語のYouだとどんな文でも使えちゃうからそういう意味では日本語のニュアンスが100%は伝わらないですね。
まあそれは言語が違うので仕方ないでしょう。
むしろ違うなりになんとか原文に近づけようとした翻訳者の苦労が窺えます。

イタリア語版がどうなってるのか気になりますが、同じように工夫してるんでしょう。

 

おまけ

あとジョジョのスタンドって洋楽の権利関係の問題なのか知りませんが、海外版だと名前が違うんですね。
気になったので5部の主人公チームだけ調べてみました。

 

ゴールドエクスペリエンス→Golden wind(ゴールデン・ウィンド)

 

スティッキィ・フィンガーズ→Zipper Man(ジッパー・マン)

 

ムーディー・ブルース→Gloomy Blues(グルーミー・ブルース)

 

セックス・ピストルズ→Six Bullets(シックス・バレッツ)

 

エアロスミス→Li’l Bomber(リル・ボンバー)
※Li’lはlittleのくだけた言い方。”小さい爆撃機”という意味。

 

パープル・ヘイズ→Purple Smoke(パープル・スモーク)

うーむ、全体的にダサい……。
ていうかそのまんまのネーミングが多いですね。
グルーミー・ブルースとかはいいとしてジッパーマンはもう少しなんとかならなかったんだろうか。

まとめ

というわけでジョジョの奇妙な冒険5部1話の訳を調べてみました。
ギアッチョの『根掘り葉掘り』とかベニスとヴェネツィアとか、どう訳すんだろうっていうのがいくつかあるので気が向いたらまた追加で調べてみようかなと思います。